04. オレ流バドの「うちわ」でイメトレ① ...

 良く考えてみると、バドミントンのラケットを握って、打ち方の説明するのにラケットを使うよりも、もっと身近な「うちわ」を使って、握り方や振り方、打ち方のイメージを説明をする方が、説明しやすく、誰にでも理解できるように思いました。

それでは「うちわ」を使ったバドミントンのイメージトレーニングををやってみよう!...

うちわで顔を扇ぐ動作...

自分の顔を扇ぐのですが、この扇ぐ動作は、
オレ流バドの持ち方、振り方、打ち方、取り方の全ての要素が含まれており、
イメージトレーニングにピッタリです。






リストスタンドもそのままで出来ており、
この動きで手首の屈伸運動は全く無く理想の持ち方で、これで実際に羽が打てたら良いのです。


まず、うちわを扇ぐ往復運動の解析を行ってみます。

顔にうちわの先端を向けて、フワフワと左側、右側へ前腕部分の往復運動します。
動作範囲は、全体が90度ぐらいで、左側へ45度、右側へ45度程度に傾けては戻す動作をしています。


次に、うちわの「構え」です。

「構え」は、うちわを持った時の初期位置です。
うちわ全体が垂直に立った状態で、真ん中の中央に位置し、うちわの先端が自分を向きます。
中央の位置は、フォアにもバックにも対応するので、中央にしましょう。


イメトレでは、なんでも仮定であったり、想定であったりで実際にやる事は、うちわを扇ぐだけです。
※右利きの人として説明しますので、左利きの人は逆を想定して下さい。


それでは、うちわでフォア側の羽を取るイメトレです。

ドライブのように真っ直ぐにフォア側へ羽が飛んできたと想定しましょう...

「構え」の中央からうちわを左に扇ぎ、元の「構え」の位置に戻します。
羽の飛び方ですが、顔の向きを正面として、右から左に羽を飛ばします。
ヒッティングポイントは、真ん中、顔の正面で打つイメージです。

ここでは、肘は脇腹に付けて、扇ぐ動作を行って下さい。



これは、普通の打ち方からすると、少し違っていると思います。
しかし、オレ流バドミントンでは、これが普通の打ち方となります。
中央から左側に寝かせる時に、バシッとか声を出して、サッと中央に戻す

うちわから顔に風はサッと来るでしょう...

後ろへのテークバックはなく、中央の構えた位置からネット側への振り降ろしだけで打ちます。
図ですが、少し解り難いのですが、うちわで扇ぐイメージと羽の飛んでいくイメージが解る様に書いてます。

ここまでは、フォア側の説明でした。
バック側は、羽の飛ぶ方向とうちわを扇ぐ方向が逆なだけで、なんら変わりません。
バック側も出来るようにイメージトレーニングをして下さい。

あくまで、イメトレなので、声などで、イメージを膨らませると飽きずにできると思います。




03.言葉や動作の辞書(オレ流バドのディクショナリ)

ここまで書いて、嫁に見てもらいました。そうすると、自分の表現している言葉と、
それを読んで理解した人の動作的な話があきらかに食い違いがある事が解りました。

なので、ここに使う言葉の辞書を定義しておきます。
随時追加するので、解らない言葉があればこのページを見て下さい。

ブログで書いている日本語の説明です。

◆:重要な説明項目で覚えて置いて欲しい項目
◇:便宜上説明しますが、その言葉を使っては、余り説明しないと思います。


◆うちわで隣の人を扇ぐ動作
人の捉え方によっては伝達しにくいです。






基本的には、「うちわ」をフライパンもしくは、包丁を持つようにして、
向いの人をフワフワと扇いで下さい。そうすると、手首がくねくねと動きます。
これが、手首の屈伸運動をしている状態です。


◆手首の屈伸運動
手首の 屈曲・伸展 の動作であり、
上記で説明した、うちわで隣の人を扇ぐ動作であったり、
手でおいで、おいでをするような動作でも使います。



◆うちわで顔を扇ぐ動作
この動作も、人の捉え方によっては伝達しにくいです。






「うちわ」の柄の持ち方によって、少し違ったイメージで理解する人もいます。
「うちわ」の柄の持ち方ですが、手をグーに握って机をでドンと叩くようにしてそのまま置いて下さい。そうすると親指と人差し指が見えている状態です。

その親指と人差し指の中に、「うちわ」の柄をブスッと上から差し込んで下さい。
扇ぐ時は、小指や薬指を柄に引っ掛けても大丈夫ですが、ラケットの場合、ブスッと差し込んだ状態で持ちます。

この持ち方は、ラケットの持ち方で言われている、リストスタンドの持ち方で、オレ流バドの基本です。

持つだけの説明で、結構文字を使っています。
それで、今からが動作の話ですが、上記のように持って、自分の顔を扇ぐと、前腕が往復運動して「うちわ」から風が発生します。

この動作では、手首の屈伸運動は全くしてません。


◆前腕
肘から手首の部分をさします。


◆前腕の往復運動
うちわで顔を扇ぐ動作ですが、前腕の回内・回外の交互に動かす動作です。
しかし、うちわで顔を扇ぐ動作でも、肘をきっちりと脇に付けておくと回内・回外の運動ですが、
肘を少し離して、肘を振ると、内旋・外旋の運動も付加されます。


◆回内・回外
回内は、手の平を見て、手の甲へ返す運動
回外は、手の甲を見て、手の平へ返す運動

ですが、うちわで顔を扇ぐ場合、上記動作が交互に繰り返されます。


◆内旋・外旋
小さく前にならえをして...

内旋は、右手のひらを左の脇腹へ回す運動
外旋は、右手のひらを右の方向へ開くように回す運動

回内に対応している動作が内旋で
回外に対応している動作が外旋です。
組み合わせは、回内+内旋、回外+外旋 となります。


◆リストスタンド
前腕に対して、90度~120度程度にラケットを立てて持ちます。
オレ流バドでは、90度をなるべく維持すべきと思います。


◇ウエスタングリップ
ラケットを持つ時に、フライパンを持つような握り方です。
ラケットのフェース(ガット面)が上下となり、ガットが見える状態で持ちます。


◇イースタングリップ
ラケットを持つ時に、包丁を持つような握り方です。
ラケットのフェース(ガット面)が左右となり、ガットが見えない状態で持ちます。


◇グリップチェンジ

◇サムアップ


最初から読みたい過去情報
01.はじめに
02.オレ流バドミントンとは...


 

02.オレ流バドミントンとは...

 私がオレ流バドで、読者の方に何が伝えたいのかを先に述べます。


インターネットでは、バドミントンのやり方について沢山の情報が発信されています。
それらの情報と、オレ流バドとで、いったい何が異なるか... と言う点です。


よくある情報を読むと、うちわで隣の人を扇ぐ動作のように、
手首の屈伸を使った動作でバドミントンのラケットを振る情報が多いようです。







そう直接的にはそうは書かれて無くても...

イースタングリップで持ってとか、
グリップは親指と薬指と小指で握って、人差し指と薬指はブラブラしておくとか
サムアップとかグリップチェンジをするとか...

(オレ流バドでもサムアップは多少はあるかもしれませんが、大きく動かさないと思います。)

こういう情報が書かれていると、ほぼ手首の屈伸運動を伴っているように感じます。


しかし、オレ流バドは、うちわで自分の顔を扇ぐ動作で羽を打ちます。

前腕の往復運動を使った動作で、バドミントンのラケットを振るのです。
※前腕とは、肘から手首の部分をさします。






手首の屈伸でやっている人は、ぜひオレ流バドを見て頂き、
バドミントンの打ち方の知識だけでも知って欲しいと思います。

私も、バドミントンを社会人になってやりかけて、還暦になるまで、ず~っと手首の屈伸によるバドミントンの打ち方でやってきました。

その頃は、練習さえすれば上手になるとか思い、走り込み、素振り、フットワークや壁打ちをやったり、週に4日も5日も夜に練習に出かけて、人と試合をする事で上手になるとか...
自分勝手な思い上がりがあったと思います。

しかし、還暦になって、バドミントンを少し離れたところから見ていると、どうも、自分のやっていたバドミントンは違っていると思いかけたのです。

それから、色々と試行錯誤をしながら、やっと自分の考えるバドミントンが出来るようになってきました。

もっと、若い時に打ち方の根本からの見直しや反省、
また、バドミントンとはと言う探求をしていたら、もっと上手になってたのになぁ...

とか、今頃になって反省しています。


最初から読みたい過去情報
01.はじめに


01.はじめに

 バドミントンの打ち方ほど曖昧で、みんなが好き勝手言っているスポーツはほぼ無いように思われます。


教える立場からすると、辻褄が合っていると話はしやすいのですが、
相反している説明をして、それを教えろと言うのは困ります。


これも、バドミントンは、ラケットが軽いので、どんなスタイルでも出来る様なスポーツであり、
限定的に、こうだと決めてしまう方が良く無いのかもしれません。


なので...

ここでは自分はこうしている... と言うオレ流の方法を伝授します。

まぁ、オレのおすすめする方法と思って下さい。


読者の対象は、初級から少しランクアップして中級になりたい人や、
私の様に、生涯スポーツとしてバドミントンを長く続けたい人です。

誹謗中傷的なご意見や、
上級の人が、それは違うとか... 指導的な問題提起されても、ご回答出来ない場合あります。
ご了承下さい。


オレ流バドの合言葉

バドミントンは野球とちゃうでー...