16. オレ流ロブ...

  ロブは、ネット際へ置かれたシャトルを、後方へ上げるショットです。

基本的に、続ける練習だと、ドロップを打ってロブを後方へ上げるという練習が良いと思います。


ロブのレシーブ方法です。
オレ流バドでは、リストスタンドで打つので、ラケットをネットの白帯に対して平行、床とも平行で差し出し、ヒットで垂直までラケットを立てます。

この時に、コンパクトスイングで説明した、肘引きを使ってシャトルを打って下さい。

凄く簡単ですが、それだけです。
ラケットは絶対にテイクバックしません。


また、ラケットフェースは交互に使って、反対側へ倒すと表を使えば、裏を使うように交互にラケット面は使えます。







相手からドロップが打たれると、シャトルが落ちてくる所を予測して、そのポイントに早く行って、ラケットを白帯の所に差し出してシャトルを待ち構え、ラケットを相手に十分に見せます。
そうして、テイクバックせずにロブを打つと、ネット際に落とす可能性も出てきて、相手に迷いを生じさせ、少しだけ自分に有利になります。



15. オレ流ドライブ...

前回のコンパクトスイングを踏まえて、オレ流バドによるドライブの打ち方を解説していきます。

ドライブは、ご存知の通りネットすれすれの高さで床と平行にシャトルを打合うショットです。

04. オレ流バドの「うちわ」でイメトレ① ...
05. オレ流バドの「うちわ」でイメトレ② ...

これまで、羽を打つ練習の時に、正面からシャトルを手投げして、横に打つ... ネットは自分の横にある。
と言う事を書いてきました。

しかし、実際にはそんな事は余りありません。
普通、ネットに対して、体は正面を向けています。
と言うより、ややバック気味で待っているのが普通です。

これは、一般のバドミントンと同じです。

しかし、オレ流バドでは、これまで説明しているように、リストスタンドしシャトルを横手に見て打つために、上半身を回して半身になり、右肩もしくは左肩をネット側を向けて、体幹を使って、体の回転と、肘引きで打ちます。









上図は、バック側とフォア側のシャトルの打つ方向を示しています。ドライブの場合、真っ直ぐにシャトルが来る場合が多いので、バック側だと、相手のバック側、フォア側だと、相手のフォア側へ打つと、手投げで練習をした、正面から手投げして、横で打つと言う話に合致します。

足は、ネットと平行で上半身だけを半身にしても問題無いです。
しかし、右足を前にしてバック側へくるシャトルを予測しており、下記の様な打ち方となります。
フォア側へくるシャトルは、足がバック側を向いているので、十分に体を捻って横手で取る様にして下さい。

取れ無い場合、左足から足を継ぎ足して取ります。







コンパクトスイングで説明しているように、ラケットのフェースをなるべく表・裏で交互に使ってシャトルを取る様にして、フォア、バックで必ず上半身は半身まで回して、肩をネットに向けて打つようにして下さい。

体の正面から右肩ぐらいに来るシャトルは、バック側で取るのが、遅れずに取れるのと、フォア側でも下のシャトルだと、バック面で取っても良いと思います。

あと、「うちわで顔を扇ぐ動作」は、うちわの先端を顔に向けていると思いますが、それと同じように、シャトルを打つ時に、ラケットの先端を、顔(目)で見つめる感じで打って下さい。
これは、結構重要なポイントです。

まずは、このドライブが上手く続けられる様になるまで練習をして下さい。






14. シャトルの捉え方と固定概念...

 オレ流バドでの、シャトルの捉え方を説明してなかったです。

ラケットでシャトルを捉える場合、前から来たシャトルを、そのまま綺麗に前に返したり、光の入射角と反射角の様に綺麗な角度で捉える事はほぼありません。

それがラケットの力が、一番シャトルに乗ると思うのですが、
オレ流バドは、リストスタンドして横手からの捉え方るので、シャトルを切れた面で捉えています。

この辺りが、「うちわで隣の人を扇ぐ動作」と「うちわで顔を扇ぐ動作」の動作的な違いから来ていると思います。

「うちわで隣の人を扇ぐ動作」で打つ人の場合、、前から来たシャトルを、前に返す。
ラケット面に対して、綺麗に真っ直ぐ打つと言うよう、固定観念としてあるかもしれませんが、オレ流バドでは、そのような固定観念はありません。









オレ流バドミントンのシャトルのタッチは、シャトルを横手に見て、シャトルが来たらスグにラケット面を返して打つ早いタッチのバドミントンです。
※別に早く無くても良いのですが、その分余裕が出来て良いと思います。

特に、顔の回りに来るシャトルは、ほぼラケットの面とシャトルが切れて当たっているように思います。飛んでいく方向と、打つ方向が違うからです。

ですので、ラケット面に対して、鏡の光の反射のように、綺麗な角度はありません。
ほぼ、シャトルの飛ぶ方向に対して、切れた捉え方をしています。

ラケット面に対してシャトルが切れて打っているので、綺麗では無いかもしれませんが、色々な意味で、ミスのリスクが一番の低い打ち方だと思っています。



13. コンパクトスイングの定義...

 コンパクトスイングによるシャトルの捉え方ですが、
そもそも一打で終わるショットの場合、コンパクトスイングなど必要ありません。

良くあるのは、自分でシャトルをネットに引っ掛ける。
これって、絶対に... 必ず... 一打で終わります...(^^;

しかし、シャトルがネットを超えると一打で決まるのは稀なので、次を考えて置く必要があります。
ここでは二打目、三打目... を打つ場合の話で考えて下さい。

便宜上、二打目までのワン・ツーで打つ場合の話を説明します。
コンパクトスイングですが、これまで話をしてきた肝心のツボですが、

  1. リストスタンドでラケットを必ず立てる
  2. テイクバックをしない
  3. 構えの位置から、ラケットのスイングは45度でシャトルを打つ
  4. スグに元の構えの位置に戻す

05. オレ流バドの「うちわ」でイメトレ②...
08. オレ流バドミントンで羽を打つ練習方法 その②
09. オレ流バドでシャトルを打つ練習方法のまとめ









その中で、「3. 構えの位置から、ラケットのスイングは45度でシャトルを打つ」の部分です。

シャトルを打つ場合の注意点として...

・テイクバックをせず、ラケット面をシャトルが来るだろう所に先に持って行く
・打つ時に、ラケットは振らず、肘を引く(肘引き)
・ラケットを元の位置へ戻す(この時にフォアで打てばラケットはバック側の顔の前
・ワン・ツーのラケットの使い方として、ラケット面は必ず交互(表・裏)に使う

ワンを表面で打ったら、ツーは裏面で打つ。
これは、以前説明した「うちわで顔を扇ぐ動作」です。
うちわで顔を扇ぐ時のイメージで、最初のフワで一打目のシャトルを打ち、戻すフワで2打目のシャトルを打つ事で、ラケットを効率よく使いシャトルを取ります。

ラケットは振るとミスをする確率が高くなります。
また、テイクバックすると、そこから振り込む必要があり、これもまたミスをする確率が高くなります。これらの、ミスをする部分をなるべく排除します。

あとは、ラケット面を片方しか使わない、「うちわで隣の人を扇ぐ動作」で打つ人達です。
一打目のラケットを振ると、また戻して来て、2打目のラケットを振ると言うような打ち方は、非常にナンセンスだと思いませんか?

ドライブなどではシャトルのスピードが段々と上がってくると、どちらかがミスをするのですが、断然、コンパクトスイングで打つ方が楽だと思います。

比較する例えとして、一方はロータリーエンジンもしくは2サイクルエンジンで、他法は4サイクルレシプロエンジンのイメージです。

燃費はさておき、動作効率を最優先にしたラケットの使い方こそ、コンパクトスイングだと思います。




12. コンパクトスイングと言う単語の意味...

 折角ショットの種類まで書いたのですが、そのショットの解説の前に、バドミントンではコンパクトスイングと言う事を良く言われ、その話題を先に書きたいと思いました。


一般情報としては、

バドミントン コンパクトスイング テイクバック リストスタンド

のようなキーワードで検索すると結構書いてあるページは検索できます。

ただ、それらの情報を見ていても、2次的にはそうであるかもしれませんが、本来の打ち方、捉え方はどするのかと言う、的確な説明が余り言われてません。

そもそも言葉的には、曖昧な言葉であって、良く応援とかで「力を抜いて」とか、だからどうするんだょ... 的な言葉でもあるような、曖昧さを含んだ言葉は結構あるのかもしれません。

その曖昧さは、曖昧な状態の言葉であるので、きっちりと四角四面な定義をする必要は無いのかもしれませんが、オレ流バドミントンではコンパクトスイングは、このように打つのだ... と言う定義したくなりました。

ここで書いている情報の使い回しは、問題無いのですが、参照された場合、このページのリンクを貼って頂けたら凄く嬉しいです。


コンパクトスイングはシャトルの捉え方で、スマッシュのレシーブやプッシュのレシーブ的なイメージであったり、ネットに近い浮いたシャトルをプッシュで打つ場合もあります。

そもそもコンパクトスイング自体、オレ流バトミントンの真骨頂で、テイクバックをしないとか最小に抑えた打ち方であって、それをボチボチと今から書いていきます。

次回をお楽しみに...


復讐の為に、

04. オレ流バドの「うちわ」でイメトレ① ...
05. オレ流バドの「うちわ」でイメトレ②...
08. オレ流バドミントンで羽を打つ練習方法 その②
09. オレ流バドでシャトルを打つ練習方法のまとめ

この辺りのページを見て置いて下さい。
少し重複する部分があると思います。





11. バドミントンの各種ショット...

 バドミントンの場合、基本のショットはそんなに多くはありません。

オレ流バドは、そんなにプレイに余裕も無く、フェイントのようなショットは、一般の情報を検索してみて下さい。

ここでは、オレ流バドミントンによる各種ショットの打ち方を説明します。
初級者~中級者が試合で使うショットです。

  1. ドライブ
  2. プッシュ・レシーブ
  3. ロブ
  4. ネット
  5. サーブ・レシーブ
  6. クリア
  7. ドロップ
  8. スマッシュ・レシーブ
  9. カット


ショットは、この程度と思われ、レシーブのないショットは、同じショットもしくは、他のショットで対応します。
何の練習するにもサーブは必要ですが、サーブは出たモノとして、オレ流バドでは説明します。

オレ流バドの打ち方は、ドライブ、ロブ、ネットを中心に説明していきます。
特に、ドライブに関しては色々と書きたい事が沢山あるので、まずは、ドライブから書いていきます。

どうも、色々と考え込んでいたのですが、ショットと言う話のほかで、コンパクトスイングとかのような話があります。
このコンパクトスイングですが、ショットよりも大きな意味で考えたシャトルの捉え方で、先ずはさきに、このコンパクトスイングと言う話をお知らせしたいです。






10. オレ流バドの雑談 ラケットの進化...

 今回は、練習の話でなく、興味のない人は読み飛ばしOKです。
オレ流バドミントンで自分の使っているラケットの自慢がしたくなりました。


オレ流バドミントンでは、どんなラケットを使うと良いか...
オレ流バドミントンは、基本コンパクトスイングが根底にあります。
ラケットを素早く動かし、早いタッチでシャトルが遠くへ飛んでいく前に取ります。

その為には、どんなラケットが必要かと言う話です。
私の使っているのは、今年初めからダンロップに鞍替えしました。


これまでは、2015年ごろ発売されバボラのエックスフィール・ブラストを使っていました。
これは、ラケットフェース面が卵型で、振り抜きの良さと、シャフトの硬さが売です。
また、ストリングパターンが独特で、一つのグロメットに、ほぼ1本のガットしか通らず、
1本張りだと結び目の2ヶ所以外は、各グロメットにガット1本だけです。

このエックスフィールは、代理店だったダンロップが昨年だったか販売中止にしました。
しかし、日本にバボラ社が出来て、同じラケットが何の改善も無く復活して売っています。
先日ショップへ行くと、何の改善も無く、デザインだけ新しくなってました...(^^;


で... それが、今年の初練習でラケットの接触により折れてしまい、予備のラケットにガットを張りにショップへ行くと、ダンロップから新しいラケットが発売されており、試打用のラケットを借りました。
それが非常に良くて、ダンロップに替えました。

ラケットはゼットスター・パワー_88とゼットスター・コントロール_88の2種類を使っています。どちらのラケットもシャフトが、ゴルフクラブのシャフトの材料で作られて凄く硬く、今売っているラケットの中では最強の硬さと思います。

両方のラケット共に、素早いタッチでも、シャトルを打った後もラケットフェースが安定しており全くブレません。
また、シャトルを打った後の振動吸収が良くて、変にビビらず気持ち良く打てます。

特に、パワーは、スマッシュがネットしにくく気持ち良く打て、もう一方の、コントロールは、バック側のシャトルのコントロールが凄く良く、これはは最高の一本です。

どちらかと言うと、ゼットスター・コントロール_88がハンドル部分が少し長いので持った感じと見た感じのバランスが良く、自分は好んでいます。

両方共にラケットの重さが88g、ヘッドヘビーなので少し重いかもしれません。




黄色がパワーで、赤色がコントロールです。
デザインも凄く格好が良いです。



バボラのエックスフィール・ブラストは、予備がまだありますが、ラケットも凄く進化しており、古い設計のモノは使えないです。
使わないモノ、古いモノなどは、お蔵入りさせず、みなさんもメルカリで処分しましょう...

古いモノを使い続けている人は、たまにショップへ新しいラケットを見に行っては如何でしょうか。
弘法筆を選ばず... と言いますが、下手な人はラケットを選びましょう。
チョットだけでも上手になります...(^^;